1981-11-27 第95回国会 参議院 エネルギー対策特別委員会 第3号
このため同社は来年三月出炭予定の北第五部区域について予定を二カ月繰り上げて来年一月から出炭を開始することとし、その準備作業に入っているやさきでありました。 次に、鉱山保安監督局、労働基準局、会社及び労働組合との質疑応答の主なるものについて申し上げます。 まず、保安監督局に対してであります。
このため同社は来年三月出炭予定の北第五部区域について予定を二カ月繰り上げて来年一月から出炭を開始することとし、その準備作業に入っているやさきでありました。 次に、鉱山保安監督局、労働基準局、会社及び労働組合との質疑応答の主なるものについて申し上げます。 まず、保安監督局に対してであります。
と申し上げますのが、今年度、四十八年度の出炭予定は大体二千四百五十万トンであったというように私は考えます。昭和五十年までにはあと二年ございます。大体、いままでの閉山の実績からまいりますと、本年度閉山規模予定としては大体三百万トンが予定をされておるようであります。いわゆる昭和四十八年度で三百万トンを閉山いたしますと、二千万トンを若干上回る程度で四十九年度が発足する、こういうような状況判断ができます。
一方、ひるがえりまして、将来の石炭の供給力を考えました場合、石炭の人員整理が進捗していく過程で、最近すでに中堅労働者の減少が目立っており、機械化や技術進歩があっても、人員の面から、将来五千百万トンの出炭予定量を確保することが困難になるのではないかという不安を私どもは感じておるのでございます。
○西田隆男君 さつきの御説明で三十五年度の消費見込は三千八百万トン乃至三千九百万トン、出炭予定は四千万トンという御説明がありましたが、そうして二十五年度だけ百万トン貯炭が殖えるわけですか。そうしますと二十五年度の三月末の三百四十二万トンに対して百万トン貯炭が殖えるわけですね。資源庁の方では現在の日本の石炭消費の状態から考えて、全国の貯炭数字というのはどのくらいが適当とお考えになつておるか。
○政府委員(平井富三郎君) 今申上げましたような範疇に、昭和十九年から着手いたして新鉱の開発に着手をいたしておつたということで、この出炭予定はいわゆる從來の、現在通常の出炭ベースに入つておる山でなく、新規に開発されました山からの出炭予定を計上しておるわけであります。
○政府委員(平井富三郎君) 昭和二十三年の新鉱の出炭予定を申上げますと、遠幌地区が五万トン、三井福住地区が四万トン、太平洋地区が五万トン、赤平地区が一万トン、小倉新鉱が二万トン、杵島五坑地区が三万トン、以上二十万トンでございます。
このような惡條件のもとにおいて、炭鉱労務者、炭鉱経営者打つて一丸となつて、今年度の出炭予定量の三千万トンは何が何でも出炭しなければならないと、固い決意のもとに、これらの幾多の惡條件を踏み越えて、救國の努力を続けられておるものでありまして、その労苦たるや、まことになみなみならぬものがあるのであります。